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当牧場を部門別にご紹介

当牧場の飼養管理は人口哺乳、育成、繁殖親子、肥育の4つの部署と、
それを統括する管理部門に分けられております。

石垣牛

肥育部門

肥育手法の研究を怠りません
肥育部門

当牧場は黒毛和牛子牛を生産する繁殖部門が主体ですが、頭数は少ないながら肥育業務も行っています。
粗飼料中心で比較的スリムな体型を維持する必要のある繁殖牛と違い、肥育牛は増体が第一で配合飼料を大量に給与するなど正反対の飼育手法が求められます。さらに肉質についても格付けが良いほど売上単価が伸びるため、配合飼料の中身についてはことさら慎重に吟味しなければなりません。
しかし、その分、予想以上の枝肉重量が出たり格付け等級が良かったりすると喜びもひとしおで、担当者のモチベーションも上がり、肥育手法の研究にも熱が入るようです。

肥育部門 肥育部門 肥育部門
繁殖部門

繁殖部門

優良種を集め良質素牛の生産を行なっています
繁殖部門

繁殖母牛の授精・分娩などの親牛管理と離乳までの子牛の管理を行なっています。

母体は肉質が良いとされる但馬系が主体です。受精卵移植(ET)も行ないますが、基本は人工授精(AI)が主体です。種雄牛については九州・沖縄系だけでなく全国から増体系を中心とした優良種を集め良質素牛の生産を行なっています。直営牧場では親子飼いが主体ですが、厳密な母牛管理のもと生産効率年1産は維持されています。更に期間を短縮すべく飼養環境の整備と精度の高い管理を行なうよう改善を重ねています。

繁殖部門 繁殖部門 繁殖部門
育成部門

育成部門

職人技の見せ所
育成部門

離乳後の子牛や親牛更新用の牛などを飼養管理しています。

5ヶ月齢~20ヶ月齢までの成長著しいステージを管理する部署です。母親にする牛の育成はただ太らせる肥育と違いバランスの取れた飼育が必要になってきます。授精時期と合わせ職人技の見せ所です。また、肥育素牛も基本である骨格形成と胃腸つくりを念頭においたステージ管理がなされています。

育成部門 育成部門 育成部門
人工哺乳部門

人工哺乳部門

子牛の保育園
人工哺乳部門

子牛哺乳の主体は親子飼いですが、初産牛や、分娩後体調の戻らない母牛や、早産で生まれたものなど人工哺乳で飼養したほうが良いものも多数います。生産効率を上げるために当牧場でも人口哺育棟を設け管理を行なっています。

産まれたばかりの子牛たちを人間の手で管理するこの部門は、いわば保育園みたいなところです。やんちゃなもの、すぐいじけてしまうものなどそれぞれの個性を観察しながら成長を楽しめます。手がかかって大変ですがやりがいのある部門です。

人工哺乳部門 人工哺乳部門 人工哺乳部門
管理部門

管理部門

個体管理をデータ化し 販売先の要求に応えます
管理部門

生産管理は現場だけでは成り立ちません。

預託農家・粗飼料生産農家・出荷先調整・仕入調整などの飼養管理補助はもちろん1頭1頭の個体管理の飼養データベース化、資産ベース化を行なっています。

販売先の要求に応えられるよう常にリアルタイムを目指しています。

管理部門 管理部門 管理部門